火災にあった方からの解体依頼をいただくことがあります。
まずはお客様には消防署から発行される罹災証明を取得していただきます。
罹災証明書は火災だけでなく地震・津波・台風などの天災によって
建物が被害にあった場合に発行される証明書です。お住まいの地域によって発行してもらえる期間
が違いますが早めに申請した方が良いです。
建物が災害によってどれほどの被害を受け今どのような状態なのかを証明してもらう書類です。
火災保険の申請を行うときも罹災証明は必要です。

被害の状態によって全壊・大規模半壊・半壊・一部損壊の4つの判定があります。
全壊→再使用できない。被害が全体の５０％以上
大規模半壊→大規模な修理をすれば元通りになる。被害が全体の４０％まで
半壊→一部修理をすれば使用できる被害が全体の２０％から４０％以下
一部損壊→少しの修繕をすれば居住できる。被害が全体の２０％以下

罹災証明書により国からの支援を受けられるようになります。
火災にあった方にも少しの被害でも取得しておくことをお勧めしております。
火災被害だった場合消防署で発行の申請を行います。
被害を受けた建物がある管轄の消防署に罹災証明申請書を提出しましょう。